仙童工房

3Dモデリングしたものを3Dプリンタで出力して作品を作ったりなどしています。 rinkakというサイトで作品を販売しています。

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消耗品や本体などの紹介を兼ねています。

昨日の夜にお知らせしたようにMarkerwareがアップデートしました。
そこで新しくなった出力方法を試してみました。

使ったのはデフォルトで入ってるトラフィックコーン。

二色刷りを試した人なら多分わかると思うけど、切り替わりの時にどうしてもフィラメントがまじりこむ現象がありました。
これは、切り替わったあとに溶けたフィラメントが少し垂れていて、別な色で出力している時にその溶けたフィラメントがオブジェクトにぶつかることで起きてしまいます。
さらに、切り替わったあとに上手くフィラメントが吐き出されずに印刷失敗…という事故もかなり多かったです。
今回のアップデートではこれらが改善された、ということでした。
さて、その結果をどうぞ。

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真ん中にあるオブジェクトを囲むように薄い壁が生成されています。
これが今回のアップデートによって作られるようになった「障壁」です。

C360_2013-10-02-10-05-54-414

ラフトを外した状態。
なにか気づきましたかね?

ラフトをよく見ると2色になってます。
この様に、ラフトとサポートがそれぞれの色に合わせて出力できるようになっています。
今回はサポート使わなくても出力できるものなのでラフトだけ。

C360_2013-10-02-10-06-55-609

障壁の効果がよく分かる画像。
白のほうが見やすいですが、コーンの形に沿って黒いフィラメントが付着しています。
この様に障壁はオブジェクトに行く前にノズルをクリーニングする機能と、出力する前にある程度フィラメントを押し出しておいてオブジェクト印刷の時にノズルが詰まっている…という事故を減らすという機能を持っています。

あと…心なしか切り替えの時にかかる時間が早くなってる気がします。
前は切り替わりの時には一旦エクストルーダーが止まって、ゆっくりと反対側のエクストルーダーに切り替わって印刷開始…といった具合でした。
現在はこの切り替わりのスピードが普通のエクストルーダーのトラベル速度になってます。
お陰で二色刷りでも大分スピードが改善されている気がします。 

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最後に新しくなったUI。
右と左でABSとPLAそれぞれを指定できるようですが、片方がPLAになるとプラットフォームの加熱を勝手に止めてしまうっぽいです。
その他、ラフトとサポートの細かい設定が追加されました。
これから二色刷りがやりやすくなりますね。

MakerBot MakerWare 2.3がリリースされました。 

Replicatorなどで使われるMarkerWareですが、今回のアップデートで今まで出来なかった二色刷りでのサポートが制作できるようになったようです。
他にも二色刷りの時にフィラメントの射出ミスやイボみたいなゴミの原因を取り除くために、切り替わりの時にオブジェクトの周囲に壁を作り、そこで一旦ある程度出力してから移行というようになりました。

印刷プレビューも追加されたみたいだけど…これどう使えばいいんだろう?

とりあえず、一番の進化である二色刷りでのサポート作成について。
ラフトとサポートそれぞれについて「それぞれの色に対応」「左エクストルーダー」「右エクストルーダー」の3つが選べます。
ってことは…水溶性PLAなどを使ってサポートを作るということも可能ということになりそうですね。
水溶性PLAとABSの同時使用はちょっと無理かもしれないけど、PLAオンリーで作るのであればいいかもしれないなぁ。

とはいえこれからは二色刷りでもサポートが使えるので、今まで出来なかったものを作れそうですね。
ちょっと楽しみ。

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Crew3Dに登録しました。

Crew3Dは3Dプリンタを持っている人と、モデルデータを作れる人とのマッチングをするサービスです。
要するに、ここを通じて俺が持っているReplicator2Xを使って代理出力をするという感じになります。
現在は個人として登録しております。

依頼はメールを介してのやりとりとなり、支払いに関してはPayPalやGumroadを使ったものを考えています。
Gumroadだと領収書をDL購入という感じに出来そうだからこっちの方がやりやすいかもしれない。


出力ミス等をなるべく減らし、壊れたりしないようにという事で幾つか注意を…。

・データはポリゴンの抜けや表裏が逆になっていたりなどが無いようにして送ってもらわなければなりません。
例えば、スカートなどを表現しようとしてモデリングしたとします。
たいていは厚みを考えてないかと思います。
3Dプリンタで出力する際、厚みという要素が必要になってきます。
なのでポリゴンの面一枚だけでデータを作れないのです。
フィギュアデータの場合、服やスカートで厚みとしてのデータがない場合STLデータに直すと、その部分は穴として認識され勝手に塞がれます。
この様にモデル自体に対しても結構制約などがあったりしますので、疑問等があったらメールやTwitterなどで質問してもらえると分かる範囲でお答えしたいと思います。

・当然細ければ細いほど、薄ければ薄いほど壊れやすいです。
特に積層方向に対してはものすごく脆くなってしまいます。
フィギュアデータの場合であれば、腕や足などはかなり折れやすくなることが予想できます。
ご了承ください…。

・あくまでも家庭用のプリンタでの出力です。
最高0.1mmでの出力が可能なReplicator2Xですが、それだと結構な確率で止まったりしてしまうのでとりあえず0.2mm以上での出力としたいと思います。
表面はザラザラが少し目立つと思いますが、それでも結構仕上がりは綺麗だと思います。

・なめらかにしたい場合には、アセトンで表面を溶かす、ヤスリで削って均す、パテで凹凸を消す…などのやり方がありますが、俺にはその技術が無いので引き受けられません。
自分でやるかもしくは別な人に依頼するかなどしてください。ごめん。

・Replicator2Xは2色のフィラメントを使ってモデルを作成できますが、これも出力の関係上1色に留めたいと思います。
2色刷りはモデルデータを色に合わせて別々に指定しなければならない上に、位置を合わせたりするのが難しく分かっている人でないと多分まともにデータを作成できないです。
また、多くの人がやりたいであろうフィギュアデータなどは基本的にサポート材を使用しないと造形できないものが多いわけですが、仕様上2色刷りモードではサポート材を出力できません。
なので造形に無理のあるデータはやろうとしても確実に失敗します。
更に、この色とこの色でと指定されても、手元にあるフィラメントでしか出力できないため難しい時が多いと思います。
なので色も基本は白のみとして考えたいと思います。

・サポート材を使用した場合の出力ですが、サポート材で支えながら作られた部分に関しては必要最小限の支えしか作られていないため、少々荒れます。
俺が使っている3Dプリンタは樹脂を薄く細い線状に出力して、それを重ねていくことで立体にしていきます。
なので当然ながら…例えば「T」の横棒部分は支えがないと作れないです。
支えがないとその部分は空中なわけですから樹脂は自分を固定できず、重力に引かれて垂れてしまいます。
それを防ぐためのサポート剤だけど、しっかりとすべてを支えるようには出来ないため、どうしても少し垂れたりずれたりしてしまいます。
なのでその部分に関しては、依頼者の方で埋めるなりなんなりしてもらって整えるしかありません。

他にもモデルデータによっては色々制約が合ったりするかもしれませんが、モデルデータを受け取ってからどうなっているかを色々検証してみないとなんとも言えないところがあるので、メールである程度情報をやりとりしながら作成していきたいと思います。

とりあえずは以上です。

企業には頼みにくいようなデータも受け付けますので、気軽にどうぞw

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